2010年10月22日金曜日

24日高麗神社

こんにちは、管理人ちえです。

ナグネの毎年恒例公演が今年も高麗神社であります。
今週日曜日24日。埼玉民団の10月マダンでの公演です。
当日は10時頃からキルノリがあったり、ウッタリサムルノリ、
アンジュンバンソルチャンゴ、目玉はやはり農楽です。
チヂミもマッコリも民団のオモニたちの本場仕込みなので美味いです。
去年食べたユッケジャンクッパ、美味かったあ~~~~。
前夜祭で酒飲みすぎてユッケジャンで解腸した記憶が。

非常に個人的な雑感ですが、
毎年同じ場所で同じ時期にやる公演というのは
とてもありがたい場であると思います。
場は同じでありながら、去年と全く違う自分がいるからです。
そして去年とはちょっとずつ入れ替わりがあっても
同じようなメンバーがいて、
そしてそのひとりひとりがみんな去年とは少しずつ違う。

毎日同じ店を開いて閉じても、毎日同じようにしていては
商売として成り立たないのと同じで、公演も毎回同じ気持ちでは
いかん、という心をもって、
参加2年目からちょっとずつ進化してきて(たつもりで)います。

1年目はナグネに入ったばかり、とにかく東京でこんなにプンムルを
愛しているひとがいるというだけでびっくり、嬉しいという気持ちでいた。
自分がコチャンや大学のサークルでやってきたこととのすり合わせが、
テーマだったような。あんまり上手くないけどチャンゴを叩いた。
(当時のビデオを見ると我ながら相当へたっぴーである。)

2年目は自分がやってきたことをシェアしたいと思って
コチャンのソゴチュムをソゴ隊の皆さんと練習した。
人に教えるは大変だけど本当にいい体験だった。
(本番は、ソゴ隊のおちびさんたちに全て美味しいところをもってかれた。)

3年目は、他人の体のなかにあるテンションを引き出す、盛り上げるという
ことがプンムルの一番重要なことだと思っていたので、いきついた先が
「雑色」(チャプセク、道化役)だった。お面を作ったり、小道具を色々考えて
またしてもこどもたちと一緒に大盛り上がりした。
果たして雑色がいるのといないのでテンションが違ったかどうかはわからないけど
秋のほとんどの公演を雑色で通し続けた、チャレンジだった。

4年目の今年、もちろん2,3年目のときと同じようなことも考えているけれど
チャンゴという楽器ともっと真剣に遊んでみようという試みのなかから、
またふたたびチャンゴ隊に戻ってきました。チャンゴの音で会話すること、
体で表現すること、パンクッでは大勢の楽器隊のなかにいてはなかなか難しいですが
これもまた挑戦かなあとも思います。
あと、まさかのテピョンソもどこかで吹けたらいいな。

成長、というのは客観的に判断するものですが、
自分なりの進化を確かめながら常に公演と向き合っていけたらなと思います。

個人的な話で失礼しました。

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